KDAにできること(特徴)

様々な機能がありますが、分かりやすい内容を列記しました。

 1)画像データは、ワンソースマルチユース

・小さな画像を複数準備する必要がない。

 2)高精細な画像を公開できる

・デジタルカメラなどで撮った高精細な画像をそのままHP上に掲載することができる。

 3)異体字検索ができる

・キーワード「フランス」を指定して、検索結果「仏國」も得られる。(データ作成時、新字に置き換える作業が発生しない)

 4)デジタルアーカイブ化されたデータを第三者にも利活してもらえる

・『引用』機能を使って、アーカイブされたデータの再利用可能。著作権に配慮した「ウォーターマーク」をシステム側で自動的に付与する機能も標準搭載。FaceBookなどでの情報拡散も可能に!

 


●画像データは、ワンソースマルチユース/高精細な画像を公開可能

絵巻物・絵図などの大きな画像も配信時に、閲覧者が指定する任意の大きさや場所の画像を自動的に配信します。複数の画像を準備しているわけではありません。

例)国立公文書館デジタルアーカイブ『桜町殿行幸図』

●異体字検索

デジタルアーカイブ構築の際に、重要となる「検索キー(メタ情報)」の作成。日本語の場合、旧字・新字の問題がつきまとい、入力できない漢字を新字に置き換えたりしていましたが、現在のパソコン環境ではほとんどの旧字を入力できるようになり置き換えが不要になりました。ただし、問題になるのは検索時。その問題を解決する「異体字辞書」をKDAは標準装備。「フランス」とキーワードを入れても「仏國」などを検索することが可能です。

●「透かし」(ウォーターマーク)機能

任意の場所を任意の倍率で拡大縮小しても必ずその画像に「透かし」を付与することができます。

(c)や、クリエイティブコモンズマークを入れることで権利の主張が可能なので、安心して資料を公開することができます。(不可視透かしを入れることも可能です)

 

●引用機能

画像の一部分(任意の場所・倍率)を動的に切り出す「引用機能」。「引用機能」では、引用した画像のURLが動的に作られます。このURL(画像タグ)を、HPやブログにコピーするだけで、指定した画像をそれらに貼り込むことが可能です。アーカイブされたデジタル画像の利活用が可能になります。

 

 

 


●運用例

二枚の大きな画像を重ねたり並べたりして配信することも可能です。

例)秋田大学『鉱山絵図・絵巻デジタルギャラリー』

※旧字を新字に切り替える機能を搭載した例です

●SNSでの情報拡散

引用機能にプラスしてその画像を「FaceBook」(FB)などにダイレクトに出すことが可能です。FBで表示された画像をクリックすると、デジタルアーカイブのあるHPに移動しますので(画像そのものをFBに置くわけではありません)、構築したデジタルアーカイブの拡散を容易にできます。

●iFrame対応

YouTubeのような「表示窓」(iFrame)を大きさを決めて出すことができるので、構築したデジタルアーカイブを現在利用中のHPの中に出すことが可能です。KDAで管理するデジタルアーカイブは、お使いのHPとの親和性はバッチリ。新たにHPを作り直す必要はありません。

例)高知県立図書館デジタルアーカイブ(HP自体はWordPressで作成。画像が表示されている部分がiFrameです。)